【未経験から転職】Webデザイナー求人の探し方【5つある】
※この記事は、過去ポートフォリオサイト(https://mcy-design.blue/)から移転・加筆・修正しています。
こんにちは、ヤマダです。
Webデザイナーをやっています。
今回は、Webデザイナー求人の探し方についてまとめます。
内容的には、主に未経験の方向けです。
IT・クリエイティブ職ということもあり、「どういった探し方をすればいいのか」悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事の内容
- Webデザイナー求人の探し方について + おすすめサイト紹介
- 複数のチャネルで就職活動をするべき
- 求人を眺める時間と同じくらい、「考える時間」をつくろう
僕自身も、新卒で入った会社を早期退職し、未経験からWebデザイナーになった人間です。
今回挙げていく探し方は、どれも僕自身が試した方法・実際に利用したサービスがほとんど。
また、「求人広告の営業」として働いていた時期もあるので(短期間ですが)、内部事情もある程度詳しいです。
以上が僕の背景です。
記事を読んで分からないことがあった場合は、TwitterのDMからご連絡ください。
「会社の選び方」については、下記の記事でまとめました。
「どういった基準で転職先を選べばいいのか」分からない方は、こちらも併せてどうぞ。
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Webデザイナー転職で知るべき会社の選び方【業界未経験者に向けて】
Webデザイナーが転職する際の会社の選び方や、求人情報でチェックすべきポイントをまとめました。「これからWebデザイナーを目指したい!」という方に向けて書いています。本質は「募集職種の仕事内容・働き方」と「自分のやりたいこと・価値観」を摺り合わせること。具体的な求人の探し方についても解説。
探し方は何でもOK、ただし複数のチャネルで探そう。
はっきりいってしまうと、「このサイトに載ってる会社は、全部ホワイトです!」とかないです。
なのでぶっちゃけてしまうと、「探し方」自体には、特に縛りを設けなくてもいいのかなとか思っています。
どちらかというと、手段よりも、どういった軸で求人を見ていくかが重要かと。
見るべきポイントは会社のステータスではなく、「自分に合っているかどうか」。
そしてそれを判断するのは他でもなく、自分自身です。
その上で、僕自身が心がけたことは「情報収集」と「情報の精査」でした。
就活を成功させるためには、自己分析と同じくらい大切な要素だと考えています。
そのためにも、1つの求人サイト・サービスに頼るのではなく、複数のチャネルを使って就職活動をすることをお勧めします。
Webデザイナーの求人の探し方 5つ
- 求人サイト
- エージェント
- Googleしごと検索
- 直接応募
- SNS転職
【01】求人サイト
なんだかんだこれが一番いい方法だと思います。
- Wantedly…IT系求人ならとりあえずこれ。カジュアル面談。
- Find Job!…クリエイティブに特化。地方求人も探すと案外ある。
- MOREWORKS…同じくクリエイティブ特化。都内案件多め。
- マイナビ転職…安定の大手。地方求人も多数。
- @type…元々エンジニア向け求人広告として始まった歴史あり。
マイナビなどの大手は求人数が多め、Find Job!やMOREWORKSなどはクリエイティブに特化しています。
求人サイトによって特徴は異なるので、上手く使い分けていきましょう。
特にWantedlyには「カジュアル面談」があります。簡単に説明すると「ざっくばらんにお互いのこと知りましょう」的な機会ですね。
未経験の場合、業界知識が不足していることがほとんどなので、色々な会社に話を聞きに行くことはおすすめです。
Wantedlyを上手く活用した転職実例(僕の友達です)
参考:マニラのダンサーが未経験から5ヶ月の独学でベンチャー企業のエンジニアになるまでの道のり
https://note.com/penpenweb/n/n00aacb99abc5
【02】エージェント
未経験転職の場合、エージェントを利用する際は注意が必要です。
- エージェントで採用活動をしている会社は、求人広告で集まらない人材(= 高スキル人材)を求めているケースが多い。
- 主体的な考えがないと、エージェントの提案に流されるままになり、誤った転職をしてしまうことがある。
そのため、エージェント利用の前には「自分のやりたいこと」「価値観」「理想の将来像」などをしっかりと練っておく必要があります。
エージェントサービスの例
上手く活用すれば、情報収集のチャネルとして充分に機能します。
手段の1つとして検討してみてください。
【03】Googleしごと検索
要は「ググって求人を探す」ことです。
こんな感じで、求人情報が表示されます。
求人サイトで理想の会社がなかなか見つからない場合、こういったやり方でも探すことが可能です。
検索軸は下記のとおり。柔軟に探せるのがいいですね。
- 地域
- (求人の)投稿日
- (勤務)形態
- 企業
【04】直接応募
「気になる会社があるけど、直接連絡をするのはなんとなく失礼な気がする。。」
昔の僕はそう考えていましたが、完全に勘違いでした。
求人サイトから応募をするのと、ホームページのお問い合わせフォームから連絡をするのとでは、明らかに与える印象が変わってきます。
参考:【ダイレクトリクルーティング】転職サイト経由より直接応募の方が喜ばれるわけ
https://arutega.jp/recruit/
また、「いい会社」であっても、採用費がかけられないといった理由で求人サイトに掲載をしていないといったケースが多々あります。
地方の制作会社だと特に、です。
なので、もし明確に入りたい会社がある人は、ぜひ一度コンタクトをとってみてはいかがでしょうか。
【05】SNSで探す
当たり前っちゃ当たり前ですが、 IT業界は 他業界に比べて、ネットリテラシーが高い人が沢山います。
そのため、TwitterなどSNS経由で採用活動をしている企業も少なくありません。
実際僕もTwitter経由で、今の会社に転職したという経緯があります。
Twitter転職については下記の記事でもまとめています。気になる方はぜひ。
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Twitter経由で転職するまで自分がやったこと
Twitter転職に成功したので、その本質を分析・解説します。Webデザイナー・エンジニアのTwitter転職に興味がある方に向けて書きました。改めて振り返ってみると、発信や運用方法を意識しておけばよく、再現性があるやり方だと感じました。今後確実にスタンダードになると思います。
求人の探し方で気をつけること
以上が具体的な手法の話でした。
次に、個人的に気をつけていたことをあげていきます。
本質を理解する
別の記事でも主張しましたが、求人の探し方の本質は次にあると考えています。
「募集職種の仕事内容・働き方」と「自分のやりたいこと・価値観」を摺り合わせること
この本質がブレてしまうと志望動機があやふやになりますし、何より採用のミスマッチに繋がります。
早く内定がほしい気持ちはわかるのですが、焦らずゆっくりと自分の考えをまとめるのをお勧めします。
「上場している or 規模が大きい」が、「いい会社」とは限らない。
求人の中には、「上場しています!」といったアピールをしている会社をよく見かけます。
これ自体は悪いポイントではないのですが、だからといって自分に合っているかは別問題ということは理解しておかなければいけません。
以前、わりと大きな制作会社の現場にいた経験があるのですが、「働いていて楽しかったか」と聞かれると、、、ちょっと微妙でした。
会社のステータスに惑わされず、自分が気持ちよく働けるかどうか、見極める必要があると思います。
SESであるかどうか判断しておく
これはIT業界あるあるなのですが、会社によってはSESという業態で事業を回していることがあります。
異業種から転職してくる方はあまり馴染みがない言葉ですよね。
参考:【必読!】SESの基本と派遣・請負との違いをわかりやすく解説!
https://www.it-career-navi.com/entry/about-ses
SESの場合、他社へ出向する必要があるため、望んでいない職場環境で働かなければいけない可能性があります。
SESかどうか見極めるには、求人情報に下記のような文言が書かれていることが多いので、注意してみてください。
【勤務地】各プロジェクト先への配属となります。(東京23区内外のほか、千葉、埼玉、神奈川など)
媒体にも目を向ける
会社がどの求人サイトで応募をかけているかでも、ある程度の傾向は掴めます。
例を挙げると、会社のお金の使い方ですね。
「マイナビ」や「リクナビ」などの大手求人広告は掲載費が高いことが特徴ですが、一方で「Find Job!」はかなり安価だったりします。ハローワークに至ってはタダです。
なのでこういった基軸で、会社の資金力・採用へのお金の使い方を判断することができます。
もちろんケースバイケースの話にもなりますが、媒体軸で予測を立てるのも良い手段だと思います。
求人を眺める時間と同じくらい、「考える時間」をつくろう
僕が未経験時代の転職で後悔していることは、「もっと情報の精査をしておけばよかったな」という点です。
当時の僕は、求人の情報を鵜呑みにし過ぎていたり、業界知識が不足していました。その結果、SESで開発に関係ない現場に飛ばされることになり、わりと消耗しました。
なので個人的には、求人情報を集める時間と同じくらい、その情報の信頼性を確かめる期間を設けることが重要だと考えています。
手段はネット検索でもOKです。
が、可能であれば実際に働いている人に直接相談できるのがベストです。
というのも、ネット記事の情報って、ゴールが「広告への誘導」や「ポジショニング」が多いので。それに振り回されるのは嫌ですよね。
経験者からキャリア相談ができるサービスなど
- MENTA…現役Webデザイナーのメンターさんが多数在籍。単発のキャリア相談を設けている方も。
- Wantedly(カジュアル面談)…先述の通り。いいなと思ったらそのまま選考に進めるのも〇。
- TIME TICKET … 数は少ないですが、キャリア相談を受け付けている方がいました。
微力ながらのお力添えになりますが、僕個人への相談もOKです。Twitter DMまでお願いします。
今回の記事は以上です。皆様の就職活動がよい結果に終わりますように。