Twitter経由で転職するまで自分がやったこと
※この記事は、過去ポートフォリオサイト(https://mcy-design.blue/)から移転・加筆・修正しています。
こんにちは、Webデザイナーの山田です。
最近、Twitter経由で転職が決まりました。
いわゆる『Twitter転職』です。
正直、Twitter転職できると思ってなかった。
正直、普通に就職活動しようと考えてました。
「興味ある方いたら連絡ください!」みたいなツイートをした覚えはありますが、とりあえず書いとくか的な流れだった気がします。
当時は「そんな上手くいくはずがない」と思っていたからです。
ただ、今となっては、現実的に可能な方法だと強く実感しています。
成功法ではないですが、正攻法をまとめました。
- Twitter転職がしたい
- そもそもTwitter転職は可能なの?
こういった方に向けて、今回は記事を書いています。
僕を例で出すので、一応Webデザイナー向けですが、エンジニア転職でも問題ない内容かと。
確実に成功させる方法でないことは、すみませんがご了承ください。(_ _)
ただ、本質的な部分は話せると思ってますので、ぜひ参考にしてみてください。
Twitter転職の成功に必要な本質
よく「有益なツイートをしよう」とか「学習のアウトプットをしよう」とか言われてますよね。
確かに大事なことだし合ってるんですが、もうちょっと深堀できると思ってます。
本質は「認知させること」です。
Twitter転職で必要な「認知」とは
僕が企業の採用担当だったら、次のような情報を知りたいと思います。
- 現在のスキル感
- 成長過程や経験してきたこと
- 仕事に対する価値観や、何を心がけて働いているのか
この3点を、Twitterを通じて相手に伝えることが必要です。
そしてその手段として、履歴書にはないTwitterの強みを活用します。
履歴書と比較してTwitterが優れている点
- リアルタイムで成長過程を発信できる
- フランクに自分の考えや価値観を伝えることができる
- 不特定多数の人間にリーチが可能
Twitterの強みは、「ライブ感」・「リアリティ」・「拡散力」です。
この強みを活かして、伝えたい情報を「認知させること」ができれば、Twitter転職は可能だと思います。
僕がやっていたTwitter運用方法
では具体的にどのようにアカウントを運用すればよいのか。
あくまで自分の例ですが、発信していきたいと思います。
学習のアウトプットする
まぁよく言われていることですよね。
スキルだけでなく、ポテンシャルをアピールする上でも大切です。
僕の場合、分からなかったことや新しく覚えたことはツイートするようにしてました。
あとは、今自分が勉強していることも外から見えるようにしてました。
…見られたがりなんですかね。
ちょっと脱線しますが、「#キョウノデザイン」サボっててすみません。。。
今度ブログにまとめなおす予定でいるのでお待ちください。。。
余力があれば、ブログやQiitaの方がいいかもですが、普通のツイートでも大丈夫だと思います。
自分の成長記録を残すことが目的なので。
また、学習のアウトプットは普通にスキルアップに効果的です。
Twitter転職とか置いといて、やっておくことをオススメします。
仕事への価値観・考え方を発信する
これをやってない人が多いです。
てか、これ結構大事だと思ってます。
スキル云々よりも、会社の価値観と合うのか
例えば僕がつよつよのデザイナーだったとしても、自分の価値観と合わない企業様からのお誘いはお断りすると思います。
同様に、「ウチと合わないな…」と判断した企業様は、僕を選考から落とすでしょう。
そういった意味では、「組織と個人の価値観が合致しているかどうか」は、スキル面と同じくらい大切な要素だと感じています。
意図的ではありませんでしたが、制作で心がけていることなどはよくツイートしていました。
振り返りにはなりますが、こういったツイートはしておいて正解でした。
自分に興味をもってくれるきっかけになりますし、ミスマッチを事前に防いでくれるからです。
履歴書にはない「本音っぽさ」も感じていただけたのかな、とも思っています。
引用RTとかで全然アリだと思う
「そうは言っても、そんなこと意識して呟けない。。。」という方もいると思います。
正直、大したことツイートする必要はないです。
時事ネタや身近に起きたことでいいので、自分の言葉で「考え」を発信するだけでも効果があると思います。
プロフィールや固定ツイートを設定する
あとは、プロフィールを設定して「自分は何者なのか」がわかるようにしていきましょう。
無理して実名を出す必要はないと思いますが、簡単な経歴とかは載せておくのがベターです。
また、固定ツイートに今取り組んでいることなど、自分のPRに繋がるツイートをぶら下げておくといいと思います。
Twitter転職で注意したいこと
ここまでが、Twitter転職をするために必要な本質の話でした。
注意点もあげておきます。
「盛る」のはNG
当たり前ですが、自分を盛ることだけはやめてください。
お互いが不幸だし、相手に迷惑です。
怪しい人からの連絡
幸い自分は遭遇しませんでしたが、そういった人もいるので注意が必要です。
Twitter転職はお金が発生しないことが企業側のメリットですが、そこに付け込んでいる会社もあります。
相手が抱いている自分のイメージが乖離している可能性がある
要するに、本来の実力より高く評価されてしまっている状況です。
自分が意図していなくても、誤った印象を相手側に伝えてしまっている恐れがあります。
入社をする前に、必ず一度アポイントをいただき、顔合わせをしておきましょう。
まぁ殆どのケースで顔合わせはするとは思うんですが、連絡の時点で違和感を感じたら自分から申し伝えた方がいいと思います。
フォロワー数について
正直あんま気にする必要はないと思いますが、300人以上のフォロワーがいればTwitter転職は見込めるのではないかと思います。
というより、300人に達していない = 上記の運用が上手くいっていない可能性があります。条件というより、指標と捉えてください。
あくまでチャネルの1つでしかない
Twitter転職は仕事を探す手段の1つでしかありません。
僕も、お声がけをいただきながら普通に求人への応募をしていました。
オーソドックスな方法ではないので、堅実な路線は残しておいた方がいいと思います。
SNS採用は、確実にスタンダードになると思う
先ほど僕は「オーソドックスな方法ではない」と書きましたが、これはあくまで2019年12月時点での話。
今後、TwitterをはじめとするSNSを利用した就職活動はメジャーなものになると思います。
要約してしまえば、意識した発信・アカウント運用を心がけるだけでよく、再現性が高い方法だからです。
そして繰り返しになりますが、成功に必要な本質はあなたを「認知をさせること」です。
Twitter転職がしたい方はぜひ試してみてください。
例によって今回も、何か質問などがあればTwitter DMまでお願いします。